Labでは、アースデイライドの取り組みが私たちの生活、そして地球に及ぼすインパクトについて
マジメに調査分析し、社会一般にわかりやすくご紹介することで、アースデイライドの発展に寄与
することを目指しています。
ちなみに、インパクトについては、すべてを網羅することは難しいので、そこで、ここでは米国運輸省
関連機関のPedestrian and Bicycle Information Centerがまとめた自転車利用の5つの便益
(下記に要約版を記載)に着目し、調査分析していきたいと思います。
徐々に内容を充実して行きたいと思いますので、どうぞお楽しみに。
自転車利用の便益(by Pedestrian and Bicycle Information Center)
健康の便益
自転車を継続的に利用することで心臓病、脳卒中、その他慢性病の危険性を抑止し、
健康維持費の削減や生活の質の向上が実現できる。
交通の便益
個人トリップの約4割は2マイル以下(1995年時点)であり、これを自転車で代替すれば、
交通渋滞を緩和し、渋滞に伴う時間と燃料の浪費、公害、ストレス等の改善が実現できる。
環境の便益
自転車を自動車の代わりに利用すれば、自動車の排出ガスに起因する大気汚染や
地球温暖化の進行を抑制できる。
経済の便益
自動車の維持費は年間約7800ドルで家計の18%を占める一方、自転車の維持費は
年間約120ドルである(2004年時点)。
生活の質の便益
自転車の利用環境の向上は都市生活に無形の便益をもたらす。自転車利用が盛んに
なれば、地域のイメージや魅力を高めることができる。